今年の山崎康晃を考察!2015年山崎康晃vs2016年山崎康晃【横浜DeNAベイスターズ】

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横浜DeNAベイスターズ山崎の調子が今ひとつ上がってきません。

2016年現在(8月3日現在)、の成績はストッパーとしてリーグ最多タイの25セーブ(2勝3敗 防御率2.75)。

見た目の数字上は2年目としてまずまず立派な数字を残していると言えますが、去年と比べて物足りないと思うのはベイスターズファンの総意ではないでしょうか。

野球解説の方も今年の山崎は絶対的な存在ではないと口を揃えます。

そこで去年と今年の山崎をデータで比較してみようと思います。

防御率以外のスタッツ比較

 

印象だけではない四球の多さ

2015年山崎のBB/9は1.76。対して2016年のBB/9はなんと3.79と大幅に四球を出す率が増加しています。実に2倍以上です。

(BB/9とは9イニング投げて平均何個の四球を出すかというデータ)

被出塁率でも見ても去年の.236に対して今年は.329とかなり悪化しています。

観ているファンは毎試合ランナーを出しているイメージがあると思いますが、数字的にみてもランナーを出す確率は大幅に上がっているのです。

さらに今日(8/4)のTV神奈川の野球実況で恐ろしいデータをさらっと紹介していましたが、今年は41登板して7回しか先頭打者を抑えられていないそうです。

これでは登板するたびにピンチを招いている印象を受けるのも仕方がないですね‥。

WHIPでみる抑えの適性

WHIPとは1投球回あたり何人の走者を出したか(与四球・被安打数の合計)を表す数値です。

この数値が1.32が平均、1.00以下で素晴らしいピッチャーとされています。

去年の山崎のWHIPは0.87。

これは非常に素晴らしい数値で絶対的守護神といえます。

対して今年の山崎のWHIPは1.41。

1.40以上は平均以下と言われているので現状ではかなり厳しい結果といえます。

「中継ぎとして戦力になる程度ではあるが、抑えを務めるほどではない」そんな感じでしょうか。

しかし現実としてベイスターズに他の抑え候補がいるのかというと難しい問題です。

個人的にも山崎にはこれから長くベイスターズの主力選手として頑張って欲しいですしね・・・。

対チーム別成績から導かれる適切な起用法

誰も抑えを務めるに値するピッチャーがいないのなら今年のベイスターズはまたクライマックスシリーズには進めず、Bクラスで終わるのかと落胆することはありません。

今年の山崎は対巨人・広島・中日相手には防御率0.00

対ヤクルト戦では防御率2.16

対阪神戦で防御率15.00

そうです、阪神戦だけ異様なほど打ち込まれているのです。

今日を含めた阪神戦3連戦(8/2~8/4)でも3登板して合計7失点、勝てるチャンスを2回落としてしまいました。

この成績をみるに、とーる他の結果だけをみて山崎に抑え失格の烙印を押してしまうのはもったいないでしょう。

抑えや4番に根性論を押し付けてどんな相手でも、何が何でも行けというのも違うように思います。

「今年の山崎は絶対的存在ではない」それはシーズン開幕当初から言われていたことです。

シーズンが残り1/3となり、クライマックスシリーズをかけた残りの試合を勝ち抜くには柔軟な対応が必要であり、そしてそのことが今後の山崎のためのケアにもなるのではないでしょうか。

今、抑え失格にするのも無理に今後も阪神戦で投げさせるのも彼の今後の投球に大きな影響を与えてしまうのではないかと思うのです。 

阪神戦だけを避けた抑え起用に踏み切ってみる価値は十分にあるでしょう。

今後の山崎康晃の傾向について

今年はラミレス監督のもと、中継ぎ陣の登板回数はかなりコントロールされている印象があります。

「うちのピッチャー陣は大事に使われているのにもうバテてきた」そんな声が最近は聞こえ始めていますが、若いピッチャーが多いのでしかたがないのかな、去年のように終盤にガクッとパフォーマンスが落ちなければ良いかな、と個人的には思っていました。

しかし山崎に関しては、今年も終盤疲れによるパフォーマンスの劣化の可能性ありそうです。

去年の山崎の7月末までの登板数は40回。

今年の山崎の7月末までの登板数はなんと38回。

実は2回分しか差がないのです。

それもそのはず、去年は夏場の大失速があったせいで(おかげで)7月あたりは登板数が少なくなっていたのです。

連投などは考慮していない単純な登板数の比較なので実際は2回分以上の疲労感が去年はあった可能性もあります。

しかし、今年も8・9月頃にガクッと来る可能性が無いとも言えないでしょう。

1年の経験とオフのトレーニングによってこの問題が解決できていることを期待します。

彼の活躍なしにベイスターズ初のクライマックスシリーズ進出は成し得ないのですから。

今後の起用法がどうなるかはわかりませんが、なんとか頑張って欲しいものです。

頑張れヤスアキ!

 

この記事のデータは【プロ野球ヌルデータ置き場】様のデータを参考にさせていただきました。

・参考URL

http://lcom.sakura.ne.jp/NulData/Central/DB/p/19_stat.htm

http://lcom.sakura.ne.jp/NulData/2015/Central/DB/p/19_stat.htm